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葛飾七福神巡り

行政書士事務所の引っ越しも無事に終わり、

高田馬場の日本語学校とも3月末で縁が切れた。

新たな人生の出発か、再構築か、暴走かわからないが

4月はじめ寒い雨が降る中、葛飾の七福神巡りを行った。

今回は2度目。

最初は15年以上前に韓国から日本に戻ってきた長男と

一緒に自分探しのために柴又七福神巡った。

当時は、渥美清主演の映画「男はつらいよ」で有名な柴又帝釈天も、
七福神のその一つで、参道の食堂「とらや」で
有名な草団子(6個で300円)も食べた。
参道の屋台で、韓国のトッポギ(餅の一種)、
ちぢみ(韓国風お好み焼)を売っていたのには驚いた。

最近、入管も多文化共生を叫ぶようになったが、

日本でもなじみの深い七福神も意外と多文化共生の産物かも。
七福神は大黒天(インド)、恵比寿(日本)、
毘沙門天(インド)、弁財天(インド、紅一点)、
福禄寿(中国)、寿老人(中国)、布袋(中国)で、けっこう出身が多国籍だ。

七福神巡りにより、「七難即滅(七つの災難がすぐに消え)、
七福即生(七つの福徳がすぐに生まれる)」だそうだ。
昔の七難は、火難、水難、羅刹(恐喝、詐欺などの災難)、
刀杖(刀傷等の災難)、鬼(子供妻、夫の死)、枷鎖(冤罪難)、
怨賊(うらみ、ぬすみ)で、
七福徳とは長寿、富財、人望、正直、愛嬌、威光、大量(心が広いこと)というだ。
七福徳は別にして、七難がすぐに消えることに期待が膨らんだ。

現代の七難は、火難(温暖化)、水難(津波、大雨)、羅刹(振り込め詐欺等)、

刀杖(交通事故等)、鬼(子殺し、親殺し)、枷鎖(やらせ、でっちあげ)、怨賊(ストーカー等)か。