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介護分野での特定技能

 介護分野では、特定技能1号の在留資格が該当します。特定技能1号を有した外国人は、介護職員として働く上で必要な日本語能力や技能を一定水準満たしているため、即戦力として期待できます。

 介護分野における特定技能外国人の受け入れ予定人数は、2019年からの5年間で6万人です。出入国在留管理庁の調査によると、2021年12月時点で介護分野に従事できる特定技能外国人を5,000人ほど受け入れています。

参考元:出入国在留管理庁「特定技能在留外国人数の公表」

 ただし、介護分野は、受入れ機関ごとに受け入れられる特定技能外国人の数に上限があります。介護事業所が常勤で雇用している日本人介護職員の総数が上限であるため、受け入れの際は注意しましょう。

 介護分野に従事する特定技能外国人は、訪問サービス以外の身体介護や支援業務に従事できます。主な業務内容として、入浴や食事、排せつなどの介助やレクリエーションの実施、機能訓練の補助などが挙げられます。

 介護分野で求められる人材は、「技能実習2号を良好に修了した人」または「技能水準と日本語能力水準を満たした人」のうち、在留資格である「特定技能1号」を取得した外国人です。ここでは、特定技能外国人が介護分野で従事する場合に必要な「技能水準」と「日本語能力水準」は下記の通りです。

技能水準

介護分野の場合「介護技能実習評価試験」に合格することで技能水準を満たしているとみなされます。本試験の概要は、以下の通りです。

実施団体厚生労働省(試験作成を除く、実施および運営は同省の補助事業者)
URLhttps://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_000117702.html
試験内容全45問・試験時間60分実施形式:CBT(コンピューター・ベースド・テスティング)方式<学科試験>問題数40問〇介護の基本(10問)〇こころとからだのしくみ(6問)〇生活支援技術(4問)<実技試験>問題数5問〇生活支援技術(5問)
合格基準問題の難易度で決定
受験料1,000円程度

※2022年5月18日時点

※参照元:厚生労働省「介護技能評価試験 試験実施要領」

日本語能力水準

介護分野では、下記のいずれかの試験に合格することで日本語能力水準を満たしているとみなされます。

・国際交流基金日本語基礎テスト

・日本語能力試験(N4以上)

・介護日本語評価試験

それぞれの概要は、以下の通りです。

試験名国際交流基金日本語基礎テスト(JFT-Basic)
実施団体国際交流基金
URLhttps://www.jpf.go.jp/jft-basic/
試験内容全50問程度、試験時間60分実施形式:CBT(コンピューター・ベースド・テスティング)方式<4セクション>・文字と語彙(約12問)・会話と表現(約12問)・聴解(約12問)・読解(約12問)
合格基準200点以上
受験料(国内受験の場合)7,000円※受験する国によって料金は異なります。

※2022年5月18日時点

※参照元:「国際交流基金日本語基礎テスト」

試験名日本語能力試験
実施団体国際交流基金、日本国際教育支援協会
URLhttps://www.jlpt.jp/
試験内容認定の目安:N1~N5(数字が小さいほど、難度が高い設定)※介護分野の場合は、N4以上必須<N4の試験科目>〇言語知識(文字・語彙)科目(25分)項目:漢字読み・表記・文脈規定・言い換え類義・用法〇言語知識(文法)・読解科目(55分)項目:文の文法1(文法形式の判断)・文の文法2(文の組み立て)・文章の文法・内容理解(短文)・内容理解(中文)・情報検索〇聴解(35分)・課題理解・ポイント理解・発話表現・即時応答
合格基準<N4の合格基準>合格点:90点得点区分別得点・言語知識(文字・語彙・文法)・読解:38点(基準点)・聴解:19点(基準点)
受験料(国内受験の場合)6,500円※受験する国によって料金は異なります。

※2022年5月18日時点

※参照元:「日本語能力試験」

試験名介護日本語評価試験
実施団体厚生労働省(試験作成を除く、実施および運営は同省の補助事業者)
URLhttps://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_000117702.html
試験内容全15問、試験時間30分実施形式:CBT(コンピューター・ベースド・テスティング)方式<科目>・介護のことば(5問)・会話の会話・声かけ(5問)・介護の文書(5問)
合格基準問題の難易度で決定
受験料1,000円程度

※2022年5月18日時点

※参照元:厚生労働省「介護日本語評価試験 試験実施要領」