中国留学生の帰国

　日本にいる国別留学生は、2025年度では多い順に中国123,486人、ネパール64,816人、ベトナム40,323人、ミャンマー16,596人、韓国14,578人などとなっている。中国人留学生が一番多い。

　私の勤める日本語学校では、留学生は中国人は80％、ネパール人が19％、その他1％となっている。

　なぜか、ベトナム人は一人しかいない。そのほか、モンゴル人、スリランカ人留学生が数人在籍している。

　圧倒的に中国人留学生が多く、そのため、事務職員スタッフは全員中国人だ。

　最近、某首相の発言で、中国政府は日本留学の自粛を求めている。

　それが直接の理由かどうかはっきりしないが、中国人留学生で1クラス(20人以下)で一人ぐらい、留学を断念して帰国しはじめた。

　中には、親に言われて帰って来いと言われた留学生もいたが。

　日本政府は現在、今までの外国人政策が悪いとは思えないのだが、外国人政策の見直しを行っている。

　某国立大学でも、留学生に対して日本人留学より学費を多く取ることを決めた。

　日本の超少子高齢化に対して、日本社会の持続可能性を図るための根本的政策は秩序ある外国人人材の受入れであると思うのだが。その流れに逆行の兆しが。