日本語教員試験合格確定

 昨年から、日本語教員の国家資格制度がもうけられた。

 日本語教員試験を受けて合格すると、国家資格として登録日本語教員となる。 

 これまでは、法務省の告示日本語学校(在学生は留学資格を持つ留学生)で日本語教師を行える資格は、日本語教育能力検定試験合格者や、日本語教師養成学校にそのコース修了者、大学で日本語教育に関する一定単位を得た人でした。

 この日本語教員の国家資格制度とともに認定日本語教育機関制度が作られた。

 これまで留学資格を持つ留学生を対象とした日本語学校は、法務省が認め告示した日本語学校だった。

 日本語教育はは本来、文部科学省が行うべき分野だと思うのだが、以前、実体のない日本語学校が乱立して偽装留学生問題があったため、その防止などを目的に法務省が日本語学校を管理することになった歴史がある。

 今回、本来あるべき日本語教育、日本語学校に関する行政庁は文部科学省ということで、認定日本語教育機関制度が作られたようだ。今後は留学生の在留資格で日本語を学習できる日本語学校は文具科学省が認定する認定日本語教育機関になる。その認定機関で日本語教師として働けるのが日本語教員の国家資格を得た登録日本語教員だけにある。

 ただし、暫定処置があり令和11月3月31日までに認定日本語教育機関になればよい。それ以降はそれ以外の日本語学校では、留学生という在留資格を持つ学生を教育することができなくなる。

 私も今年の日本語教員試験を申し込み、今日日本語教育試験出願手続き終了は知らせが届いた。同試験も暫定処置があり、

私のような法務省告示の日本語学校で1年以上勤務する現役日本語教師で最近の日本語教育能力検定試験合格者は特典があり、筆記試験などが免除になり、指定されたオンライン講習を受けてその講習修了が認められ、日本語教育試験申請し出願手続き完了すれば、合格となる。その知らせが今日来たことになる。

昔落ちた日本語教育能力検定試験に2年前再度挑戦して合格したのが、私の日本語教師への転機となったようだ。

同試験は行政書士試験より難しく、今回も不合格と思ったが、運よく合格した。

その合格を契機に縁あって、昔からの縁で高田馬場の日本語学校に非常勤講師として勤めることができた。

非常勤講師は結構忙しく、行政書士の仕事に取り組む時間がほとんどなくなってしまった。

一度は先生と呼ばれる職業に就きたいと思っていたが、行政書士も先生と呼ばれ、日本語の先生と呼ばれ、

その思いをかなえたとは言えるが。

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