夏休み終わり授業再開

約3週間の夏休みが終わり、日本語学校の授業が再開した。
学生は国に帰らずに、多くの学生がアルバイトや専門学校の面接などを行っていたようだ。
私も久しぶりの授業で身体は疲れたが、気持ちは心地よい。
夏休みの間、一人下層老人は時間があるがお金がないので、旅行など外出もせず、だれにも会わず、一人で昼は暑さを避けて家で過ごし、夜は値引きされたおかずを買ってきた一人のみの生活を続けた。前半はそんな生活を楽しんだが、後半はなんとなく気持ちが落ち込んでいた。一人で過ごすのも気楽だが、たまには遠方から友が来たらいいというような気持になった。
この時間を自分を見つめなおすことに使おうと思い、ちょっと見つめなおそうと思ったが、自分の愚かさだけが見つかり、やめてしまった。
日本語学校の授業が再開し、年齢的には孫ぐらいの学生とそりなりに接すると、なんとなく落ち込んでいた気持ちがきえた。
元気のないおじいさんが孫に会うと、ちょっと元気になるというのだろうか。
一人下層老人には日本語学校の仕事は結構いいのかもしれない。