非常勤講師から常勤講師に

 私が非常勤講師として2年間勤めていた日本語学校で、6月から常勤講師になることになった。

 常勤講師ということで、今日までに正社員となる各種書類や手続きを済ませた。

 常勤講師としての専用の机やパソコン、ロッカー、棚などが与えられた。

 非常勤講師と比べて、えらく働く環境がよくなった。その分、仕事量が増えるのだが。

 定年退職後の第2の人生を目指すシニア―は非常勤講師が一般的だ。

 常勤講師それも70歳を超えて、常勤講師になるのは珍しい。

 学校の校長から常勤講師の話があった時、70歳過ぎでもいいのですかと、念を押したのだが。

 国家資格の登録日本語教師であることと、現場に慣れていることから採用に至ったということだ。

 現在、日本語学校は転換期にある。

 2029年までに文部科学省による認定日本語学校にならないと、在留資格留学の留学生を受け入れることができなくなる。その認定条件の一つに、2029年以降は認定日本語学校で登録日本語教師しか教えることができないという条件がある。しかも、留学生40人に一人の登録日本語教師が必要なのだ。

 今の日本語学校は常勤の登録日本語教師は5人。留学生数が約200人。登録日本語教師が足りない。

 今後も留学生は増えるという。現状で認定日本語学校になるためには登録日本語教師が不足している。

 この点が、70歳過ぎの老教師を常勤講師にした理由かもしれない。

 

 

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